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BFP Coop Ju87
今の所、侵攻ルート上に敵機はいないようだ。
別働隊の方へ引き寄せられているのか、別働隊の護衛機が片付けたのだろう。
順調に進行を続け、攻撃地点に近づくと
中隊長の指示を合図に各小隊が散開する。
攻撃地点上空は雲が多く、攻撃目標を確認することができない。
各小隊は上空を旋回しながら目標を捜索する。
攻撃目標が視認できればすぐさま爆撃に入るのだが・・・・
目標を見付けてない我々を嘲笑うかのように
地上からは我々に向って高射砲が撃ち上がってきている。
この状況であまり空域に留まるのは気分が良いものではない。
そんな考えが頭をよぎった次の瞬間、
私は第2小隊2番機の翼がもぎ取られるのを見た。
ついに対空砲の餌食になったのだ
パイロットと後席のガンナーが脱出できたか判断基準のパラシュートが開くのを此方からは確認できない・・・・
一刻も早く目標を確認し、正確無比な急降下爆撃を食らわせてこの空域を離脱しなければ
犠牲だけを増やす事になりかねない
その時、第3小隊 隊長機から目標発見の無線が届いた。
それを合図に各小隊は第3小隊を目印に目標へ接近していく
