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BFP Coop Ju87




第1小隊と第3小隊が合流し基地へ向かっている最中、トラブルは起きた。
どうやら第2小隊が現在位置をロストしたようだ。
帰投用コンパスも被弾によって損傷しており、帰投方位が定められないらしい。
第1&3小隊で第2小隊と合流して帰投する方法もあるが
我らの小隊も燃料に余裕があるとも言えず、何より先に帰投した第2小隊の方が先行している以上
私たちは基地へ向かうしかない。

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第2小隊からの報告によると、第2小隊3番機は対空砲により垂直尾翼を喪失し
その他にも機体に損傷を受けており、一刻も早い帰投が望まれるのだが
そんな状況の中で一向に基地発見の報告はない
第1&3小隊は無事に基地に帰って来ており、各機が着陸態勢に入ろうとしている

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第1&3小隊が着陸をほぼ終えようとしていた時、第2小隊からの交信があり
友軍が制圧している未舗装の緊急用滑走路を発見したため、そこへ着陸を試みるとの事だった。
2小隊、特に2小隊3番機はかなりの損害を受けているようなので、無事に着陸できるかが気がかりである。

着陸後のデブリーフィングに集まった第1&3小隊の面々が
HQの無線機の前で固唾を飲んで報告を待機する中、
待ちに待った2小隊 小隊長から両機とも着陸成功の方が届いた。
その報告でHQ内に明るい歓声が広がり、私も胸を撫で下ろす。
2小隊3番機は垂直尾翼の喪失により滑走路上で 「スピン」 したそうであるが、
機体はそれに持ちこたえ、無事に搭乗員を守ったそうだ

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本作戦では1機の作戦機を喪失したものの、爆撃効果判定は優良で作戦は成功した。
この部隊は喪失機の補充と損傷機の整備が完了し次第、再び出撃する。
私は、このストゥーカ部隊ならばソ連機甲師団を撃破しドイツ帝国を勝利に導くことが出来ると信じつつも、
この危険な爆撃任務をこなし続ける彼らの身を案じずにはいられない。

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彼らが無事に戦争勝利の美酒を味わうことが出来るよう祈りつつ


従軍記者 Eine Flussigkeit