基本戦闘機動

ここで上げるのは基本的な空中戦パターンでいかにして敵に対して有利な位置に付くかがポイントになる。
又基本機動と同様一つが出来るからといってそれしか行わないとすぐに読まれてしまうので組み合わせは大事

離脱(ブレイク)
もっとも基本的な運動。相手を最適な射撃位置に着かせないように急激な高G旋回を行う。
又旨くやれば相手の後ろも取れる時もある。

低前進速度(スロー・フォーワード・ベロシティ)
相手を前方に追いやるために速度を落とさない減速をする。
言葉で聞くとものすごく不思議な言葉だがこれは、機を左右に振って蛇行させながら速度を維持しながら飛行距離を
短縮し実質的な直線飛行距離を短縮する

高Gバレルロール
これは攻撃側が自分を通り過ぎた場合、自分が反対側に切り返して離脱し、バレルロールをして相手の上を
とる方法。

垂直シザーズ(螺旋上昇)
シザース(連続切り返し)運動は垂直に行われることもある。これは方向が反転してる時が多いので、
バレルロールの連続になる

シザーズ(螺旋)
先に説明した垂直シザーズの水平版である。これによって相手を離脱させることに成功したら、きっと相手を不利な位置に
追い込めているでしょう。しかしながらこの運動を数回反復すると機の速度が劇的に低下するので、数的に不利な時はやらない方がいいだろう。

シザース運動からの離脱(ブレーキング・ザ・シザーズ)
シザーズ運動によって確実に優位な位置に着けなかった場合自分は優位な状況のまま離脱する必要がある。よって反転し相手の方に
直線し、その後、急降下や上方に回転したりして太陽の方に向かう(無ければ味方の方)

ハイ・ヨーヨー
相手を攻撃しようとしたさい、追い越しを余儀なくされた場合、急上昇した後、高重力を利用した降下を行う。これによって又後ろに付けるようになる。

ロールアウェイ
これは、ハイヨーヨーの変形で自分が機体を引き上げて円を横切って直進し、反対側にロールすることにより相手の後ろに回り込むことができる。

インメルマン反転
まず垂直上昇を行い、ついで横転に入って急激な方向転換を行う。これは上方から見ると鋭い方向転換を伴ってるのがわかる。

バレル・ロール・アタック
相手が攻撃直前で離脱した場合、バレルロールによって追い越しを防ぐ。まず反対方向にロールし、同時に上昇。相手と同方向になってから
ロールから脱し、戦術的優位を保つ

ロー・ヨーヨー
これはハイヨーヨーと極めてよく似た運動で、唯一の相異は、攻撃しようとした際速度が不足した場合に使う技である。
まず機を側面にロールさせ急降下し、高位置からの降下によって増速し相手の後ろに付く

カウンター・ヨーヨー
これはローヨーヨーに対する標準的な対抗手段である。相手が急降下した時自分は機を引き起こし反対側にロールする。
この状態で水平に引き戻せば相手と正対し直ちに次の運動にうつれる

失速
飛行機が失速した場合の対処を簡単に説明しておく
まず失速状態になった場合、スロットルをアイドルにし、操縦桿から手を離す(ここで一息)
そして回転してる方向とは逆にラダーを当てて操縦桿を倒す。こうすることによっていち早く失速状態から抜け出す事ができる。