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BFP Coop He111


   敵機の防御網を振り切る事 約20分
事前の欺瞞工作が役に立ったようで、ドーバー以後ロンドンまで追撃を受ける事無く
無事今回の目標であるロンドンの町が見えてきた

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[進路上に見えてきたロンドン]

ロンドンに進入すると共に緊張した面持ちで機長が爆撃主の案内を元に目標に機体を調整していく
同時に各機体に爆弾倉を開き投下準備の合図をだす
敵もロンドンにくると思っていなかったのだろう。まだ対空砲の対応が甘く之ならば被害は出ないかもしれない

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[足元に見える目標]

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[爆弾倉を開き投下の合図を待ち構える]

爆撃主が照準機で、投下のタイミングを計っていると不意に機体が大きく揺れる
機長が状況確認を叫ぶと共に上部銃座から対空砲の直撃で右側の水平尾翼が飛んでいったと叫び声が上がる
私も覚悟を決めて搭乗したが、さすがに脳裏に妻と子供の顔がよぎる・・・・

が、

損害を受けた物の機体はどうにか飛行を続ける事が可能なようで、
長機として飛行を継続し、無事に目標に達し投弾の合図で爆弾を落とす事ができた

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[合図と共に投弾を開始する味方機]

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[それぞれが長機を信じ合図で投下する]

この頃になると、対空砲も慌てたように撃ち始めており
かなりの量の弾幕が機体周辺で弾けており、不気味に機体を揺らしながら搭乗員の精神を攻撃する

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[市内から上空に侵入したドイツ機を見る]

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[対空砲によって翼を折られ落ちて行くHe111]

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[衝撃で機体から投げ出される搭乗員]

対空砲の攻撃から一刻も早く安全圏に離脱する為に
爆弾の命中を確認する事無く、進路を帰投方向に向け離脱行動に入るが
激しい対空砲火により、あちらこちらで悲鳴や損害報告が無線から流れ出ている

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[雨のようにふる爆弾の瞬間]