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BFP Coop Ju88


1943年9月15日 晴れ

私、Eine Flussigkeitはドイツ軍従軍記者として第30爆撃航空団/第3飛行中隊に帯同した。

この部隊はJu-88を運用する爆撃機部隊で、今回の任務はケルチの空港から離陸し黒海沿岸ノヴォロシースク港に上陸作戦を展開するソ連軍艦艇の攻撃だ。
雷撃装備の4小隊編成で出撃することになり、私は第1小隊の2番機に同乗させてもらうことになった。

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離陸時刻が迫り魚雷を抱えたJu-88が滑走路に並び、いよいよ滑走をはじめようとしている。
その時突如として空港に警報が鳴り響いた。

「敵機? くそっ、哨戒の連中は何をしていたんだ!」機長が毒づく。

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3機の敵はみるみるこちらに近づいてくるが、私たちの眼前の1番機は既にエンジンを唸らせ加速を開始している。

「行くぞ!」
機長が声を上げエンジンがそれに呼応するように機体を押し出していくが、重たい魚雷のせいか機体は中々大地から足を離そうとしない。
基地の対空砲群が火を吹き、敵機を1機、2機と叩き落す。

我々が全機離陸し、中隊が編隊を組み始める頃には残りの1機は遠くへ離れていき
無事に友軍の編隊とも合流を果たし、目標へ進路を向けることになった。

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